AI副業の詐欺を見分ける|怪しい話に共通する言い回し
AI副業と検索すると、詐欺という言葉が並んで出てきます。不安になるのは自然なことです。
ただ、相手が信用できる人かどうかを、見た目や話し方で見分けるのは難しいです。手がかりになるのは、その人が使っている言い回しのほうです。
ここでは、僕が立ち止まったほうがいいと考えている言い回しを挙げていきます。失うのはお金だけではありません。使ってしまった時間は、あとから取り返せないからです。
AI副業の詐欺を見分けるのは、人ではなく言い回しです
怪しい話をする人が、怪しい見た目をしているとは限りません。むしろ、話し方はていねいで、実績らしきものも並んでいることが多いです。だから、人柄で判断しようとすると外します。見るのは、何をどう言っているかです。うまくいく理由の説明があるか。うまくいかない場合の話にも触れているか。この2つが抜けている話は、いったん保留にしていいです。判断を急がされていると感じたら、それ自体が目印になります。
もう1つ大事なのは、自分がその説明を人に伝えられるかどうかです。読んだあとに、要するにどうやってお金が入るのかを自分の言葉で言えないなら、まだ分かっていない状態です。分かっていないものに、お金や時間を出す必要はありません。
ここから先は、よく見かける言い回しを4つに分けて見ていきます。どれか1つ当てはまるから危ないという話ではありません。重なっているときに、立ち止まる材料にしてください。
「何もしなくていい」と言い切る話
作業がまったく要らなくなる、というのは言い過ぎです。仕組みを使えば手間は減ります。ただし、減るのは案内や段取りの部分です。何を売るのかを決める、相手の話を聞く、届けたあとに面倒を見る。この部分は人に残ります。ここを説明しないまま、手放しでお金が入ると言う話は、都合の悪い部分が抜けています。抜けている場所を聞いてみると、答えが返ってこないことがあります。
質問の仕方は簡単です。どこまでが自動で、どこからが人の作業ですか、と聞くだけです。まっとうに設計している人なら、この線引きをはっきり答えられます。答えがぼやけるなら、そこがそのまま怪しい部分です。
楽に、早く、寝ていても増える。この3つが同時に並んでいるときは、判断が鈍りやすいので気をつけてください。人は、面倒がなくなる話に弱いです。

金額だけが前に出て、道筋がない話
いくら手に入るか。その数字だけが大きく出ていて、そこに至る道が説明されていない話があります。ここが、いちばん見分けやすい点です。まっとうな提案には、どういう順番で進むのかが示されています。最初の1か月で何をして、次の数か月で何をするのか。その道筋があるから、自分にできそうかを判断できます。数字だけを見せるのは、手段や結果ではなく期待だけを渡している状態です。
逆に言えば、道筋が示されている提案は比べやすくなります。自分の使える時間と照らして、無理があるかどうかが見えるからです。ここで無理だと分かるなら、それも良い判断材料です。
また、出ている数字が誰のものかも見てください。提案している本人の数字なのか、教わった人の数字なのか。この2つはまったく別の話です。本人だけが結果を出している場合、それは再現できたという話にはなりません。
急がせる言葉と、断りにくい流れ
今日まで、残りわずか。こうした言葉自体は、普通の販売でも使われます。問題は、判断に要る材料を出さないまま急がせているかどうかです。中身の説明が薄いのに締め切りだけが強い場合は、考える時間を取らせない狙いがあると見ていいです。落ち着いて材料を集めれば分かることを、集めさせないようにしているからです。
話を聞く場に呼ばれたとき、その場で決めるように求められるかどうかも見てください。本来、個別に話す場は、相手にとって合うかどうかを見る場でもあります。売る側が、この人には合わないと判断することもある場です。合う合わないの話が一度も出ないまま、申し込みの話だけが進むなら、そこは違和感として覚えておいてください。
断るのは失礼ではありません。その場で結論を出さずに持ち帰る。それだけで、判断を誤る確率はかなり下がります。

実際に確かめられることを、いくつ出せるか
言葉ではなく、確かめられるものがどれだけあるか。ここが最後の分かれ目になります。会社の情報、連絡が取れる窓口、途中でやめたいときの取り決め、支払い方法。こうしたものは、まっとうに商売をしていれば出せるはずのものです。出せない理由が説明されないなら、そこは弱い部分です。書かれていないことは、後から自分に不利な形で解釈されることがあります。
お金のやりとりについては、特に文字で残っているかを見てください。話し言葉だけの約束は、後で確かめようがありません。あとから言った言わないになる場面を減らせます。
それでも判断がつかないときは、その分野と関係のない人に説明してみてください。人に説明しようとすると、自分が分かっていない場所が浮かび上がります。分からないまま進むより、ずっと安全です。
詐欺かどうか迷ったときに、自分で確かめられること
僕なりに、迷ったときの確かめ方を整理します。1つ目は、お金が生まれる流れを自分の言葉で説明できるか。2つ目は、どこまでが自動で、どこからが自分の作業かを言えるか。3つ目は、出ている数字が誰のものかを確かめたか。4つ目は、途中でやめたいときにどうなるかを知っているか。この4つに答えられない状態なら、まだ判断の材料が足りていません。足りないまま急いで決める必要はないです。
不安が強いときほど、うまい話に引っぱられます。今の状況を変えたい気持ちが強いからです。その気持ちは悪いものではありません。ただ、焦っているときの判断は鈍ります。判断は、落ち着いているときにするものです。
そして、うまくいっている人ほど地味な作業をしています。相手の話を聞いて、直して、また出す。この繰り返しです。この地味さが語られていない話は、どこか抜け落ちていると考えてください。
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