AI副業を初心者が始めるとき、最初につまずくのはここです
AI副業を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない。そう感じている人は多いです。
僕が先にお伝えしたいのは、ここです。初心者が最初につまずくのは、AIの使い方ではありません。誰に向けて何をやるのかを決めないまま、道具の話から入ってしまうところです。
ここを外すと、勉強した時間だけが増えていきます。この記事では、始めたばかりの人が止まりやすい場所を、順番に見ていきます。
初心者が最初につまずくのは、AIの使い方ではありません
AI副業について聞かれるとき、いちばん多いのは、どのAIを使えばいいですかという質問です。気持ちは分かります。ただ、道具の名前が決まっても、やることは決まりません。先に決めるのは、誰の、どんな困りごとに向き合うのかです。ここが空っぽのままAIに文章を書かせると、当たり障りのないものが出てきます。誰に宛てたのか分からない文章は、読み手にもそのまま伝わります。反応がないのは、AIの性能のせいではないのです。
向き合う相手が決まると、AIへの指示も自然に細かくなります。どんな人が、どんな場面で困っていて、何が分かれば助かるのか。それを渡せば、返ってくるものが変わります。逆に相手が決まっていないと、指示をいくら長くしても中身は薄いままです。
相手は、途中で変えてかまいません。最初から当てにいく必要はないです。仮に置いて動かしてみると、思っていた悩みと本当の悩みがずれていることに気づきます。そのずれが見えた時点で直せば、それで十分です。
道具をそろえる時間が、いちばん長くなりやすい
始めたばかりのころは、情報を集める時間が心地よく感じます。新しいツールを知ると、前に進んだ気持ちになるからです。ただ、そろえた道具の数と収入は結びつきません。使える道具が増えるほど、どれを使うか迷う時間も増えていきます。最初は1つに絞って、その1つで一通りやりきるほうが早いです。比べるのは、一度やりきったあとで間に合います。
勉強にも同じことが言えます。AIの新しい機能は次々と出てきます。追いかけ続けると、いつまでも準備期間が終わりません。今やろうとしていることに要る分だけ覚えて、残りは要るようになってから調べる。この割り切りができると、時間の使い方が変わります。
判断の基準は1つで足ります。それを覚えると、誰かの困りごとが片づく形に近づくのか。近づかないなら、今日やらなくていい作業です。

完成させてから出そうとすると、いつまでも出せない
初心者がよく止まるのが、まだ人に見せられる出来ではない、という場所です。気持ちは分かります。ただ、ここで止まると何も起きません。出していないものには、反応も返ってこないからです。反応がなければ、どこを直せばいいのかも分からないままになります。結果として、ひとりで考える時間だけが長くなっていきます。小さくても外に出して、そこから直すほうが速いです。
手元で完璧を目指すと、直す方向も自分の想像だけで決めることになります。想像で直したものは、たいてい相手の困りごととずれているのです。実際に見た人の反応のほうが、想像よりも正しい材料になります。
最初に出したものが、あとから恥ずかしく見えることもあります。これは悪い兆候ではありません。見る目が育った証拠です。半年前に作ったものを見て何とも思わないほうが、むしろ心配です。
「初心者向け」を探し続けると、初心者のまま止まる
初心者向けと書かれた情報は、入口としては役に立ちます。ただ、そればかり探していると、いつまでも入口を歩き続けることになります。ある段階からは、うまくいっている形をそのまま真似るほうが早いです。白紙から考えて作ると、時間がかかるうえに、どこが良くないのかも分かりません。良い形を1つ選んで、自分の状況に置き換える。これが遠回りを減らすやり方です。
真似るのは、見た目ではありません。順番と考え方です。どういう相手に、どの順で何を伝えているのか。そこを写し取ってから、中身を自分のものに入れ替えます。文章だけをなぞると、形は似ても中身が伴いません。
参考にする相手は、自分と条件が近い人を選んでください。すでに大勢の人を集めている人のやり方は、集める力があることが前提になっています。同じことをしても、同じようには動かないのです。

時間が取れないのではなく、置き場所が決まっていない
続かない理由を、時間がないからだと考える人は多いです。ただ、話を聞いていくと、時間そのものより、いつやるかが決まっていない場合のほうが目立ちます。空いた時間にやろうとすると、その空いた時間は他のことで埋まります。曜日と時間帯を先に置いて、そこに作業を入れる。この順番にすると、量は少なくても止まりません。
もう1つは、1回の作業を小さく切っておくことです。まとまった時間がないと始められない作りにすると、忙しい週にまるごと飛びます。30分で終わる単位にしておけば、細切れの時間でも進みます。
副業で差がつくのは、勢いのある最初の2週間ではなく、そのあとの数か月です。速く進むことより、止まらない形にしておくほうが効いてきます。
AI副業を始めた最初の1か月で決めておきたいこと
ここまでを踏まえて、始めたばかりの人が1か月のうちに決めておきたいことを挙げます。1つ目は、誰の、どんな困りごとに向き合うのか。2つ目は、その人に知ってもらう場所を1つに絞ること。3つ目は、AIに渡す仕事と自分でやる仕事の線引きです。この3つが決まると、日々やることは自然に絞られます。決まっていないと、何をするかを毎日ゼロから考えることになります。そこがいちばん時間を食う部分です。
僕は、3つとも紙1枚に書ける短さで足ると考えています。長い計画にすると、書き上げた時点で満足してしまいます。短く決めて、動かしながら直していくほうが現実的です。
初心者のうちにやることは、正解を当てることではありません。早く一周まわして、自分がどこで詰まるのかを知ることです。詰まった場所が分かれば、次に何を覚えればいいのかも決まります。
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