アドセンス審査とは|合格の基準はどこにあるのか
アドセンス審査は何を見ているのか。ここがぼんやりしたまま記事を増やすと、直す方向が分からなくなります。
審査で見られているのは、広告を載せてよい場所かどうかです。合否の細かい採点表が公開されているわけではありません。ですが、どういう場所が選ばれにくいかは、案内されている考え方から読み取れます。この記事では、その基準の見方を整理します。
審査で見られているのは、広告を載せてよい場所かどうかです
広告を出す会社は、自分の名前が並ぶ場所を選びます。読んだ人がいやな思いをするページ、中身のないページに広告を出したい会社はありません。あいだに立つ仕組みは、その代わりに場所を選んでいます。だから審査は、あなたのブログが広告を届けるのにふさわしい場所かを見る手続きだと考えると分かりやすいです。記事の本数を数える試験ではありません。人が来て、読んで、役に立って帰る場所になっているか。そこを見られていると考えて作ると、直す方向がはっきりします。
この見方に立つと、審査のために何かを飾る発想がなくなります。読む人のために整えることが、そのまま審査への対応になります。
もう一つ押さえておきたいのは、細かい採点表が公開されていない理由です。基準を数字で示してしまえば、その数字を満たすだけのサイトが並びます。だから、見られるのは中身のほうになります。数をそろえる対策が効きにくいのは、このためだと考えると分かりやすいです。
見られやすい5つの部分
審査に向けて整えるとき、見るところは大きく5つに分かれます。1つ目は独自性です。ほかのサイトを言い換えただけの内容ではなく、自分でなければ書けない部分があるか。2つ目は有益性です。読んだ人の困りごとが、少しでも片づくか。3つ目は読みやすさです。誤字がないか、見出しが整っているか、スマホで読んだときに崩れていないか。4つ目は回遊です。1本読んだあとに、次に読む記事へつながっているか。5つ目は、誰が書いているのかが分かることです。
- 自分でなければ書けない部分があるか
- 読んだ人の困りごとが片づくか
- 誤字がなく、読みやすい形か
- 次の記事へつながっているか
- 書いている人の姿が見えるか
この5つは、どれも読む人のための項目です。審査のための特別な作業ではありません。
5つの中でいちばん見落とされるのは、次の記事へつながっているかという部分です。1本読んで帰る形のブログは、いくら記事があっても点の集まりに見えます。関係する記事同士を行き来できるようにしておくと、全体で1つのまとまりとして伝わります。手間は小さく、効き目は大きいところです。

審査用のブログと、稼ぐためのブログは分けて考えます
ここは取り違えやすいところです。審査を受けている段階でやることと、通ったあとにやることは違います。審査中は、広告を載せてよい場所だと分かってもらうことに集中します。ほかの広告のリンクを外す、ページを閉じている設定を解く、といった整理もこの段階です。収入の設計は、通ってから考えても遅くありません。ところが多くの人は、審査中から稼ぎ方の話に手を広げます。すると記事の方向がばらけて、何のブログなのか分からなくなります。分けて考えるだけで、今やることが1つに絞れます。
通ったあとにジャンルを足したり、書き方を変えたりするのは問題ありません。順番の話です。
ジャンルの選び方にも気をつけてください。人の健康やお金に直接かかわる話は、書ける人の条件が厳しくなります。自分が体験してきたことを書ける範囲から選ぶほうが、独自性も出しやすいです。書けることと、通りやすいことが重なる場所を探してください。ここがずれていると、あとの作業が全部重くなります。
専門家ではなく、詳しい人として書く
審査を意識すると、専門家のように書こうとする人がいます。ですが、無理に専門家の顔をすると、中身は借りてきた説明になります。それより、そのことに人より少し詳しい人として書くほうが向いています。自分がやってみて分かったこと、つまずいたこと、その場でどう判断したのか。ここは調べても出てきません。独自性は、肩書きではなく通ってきた道から出ます。ただし、体験を書けばよいという話ではありません。体験は材料です。ゴールは、読んだ人の困りごとが片づくことです。日記で終わると、役に立つものとして扱われにくくなります。
材料としての体験と、答えとしての中身。この2つをセットにして書いてください。

記事の前に、土台を整えます
記事をいくら足しても、土台が抜けていると評価しにくい状態が続きます。用意しておきたいのは3つのページです。個人の情報をどう扱うかを書いたページ。誰が運営しているのかを書いたページ。連絡ができるページです。運営者のページは本名でなくてもかまいません。どんな人が、どんな目的で書いているのかが伝わることが大事です。あわせて、カテゴリーの数を絞ります。箱が多すぎると、何のブログなのかが伝わりません。箱ごとに記事が並び、関係する記事同士がつながっている形を目指します。
スマホでの見え方も見ておいてください。ほとんどの読者はスマホで開きます。パソコンで整っていても、スマホで崩れていることがあります。
土台を作る作業は、記事を書くより地味です。だから後回しになりがちです。ですが、この部分は一度やれば終わります。記事の見直しは何度も戻ってくる作業なので、終わりのあるものから片づけるほうが気持ちが軽くなります。順番を決めるときは、そこを先に置いてください。
今日、手をつけるところ
ここまでを踏まえて、順番を決めます。まず土台の3ページを用意します。次に、カテゴリーを絞り、記事同士をつなげます。そのうえで、記事を1本ずつ見直します。見るのは、読む人の困りごとに答えているか、自分の言葉が入っているか、この2つです。審査の結果は僕にも分かりませんし、通ることを約束できる人もいません。できるのは、見られやすい部分を1つずつ整えることだけです。整え終わってから申し込むと、落ちたときにどこを疑えばいいかも分かりやすくなります。
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