アドセンス審査が通らないとき、まず疑うべきところ

アドセンス審査が通らないと分かったとき、多くの人はすぐ記事を書き直そうとします。気持ちは分かります。ですが、その前にやることがあります。

原因の切り分けです。どこに問題があるのかを決めないまま手を動かすと、直したつもりで同じ結果になります。この記事では、僕が見ていく順番のとおりに、疑う場所を並べます。上から順に見てください。

審査が通らないとき、記事を書き直す前に切り分けます

審査が通らない理由は、記事の中身だけとは限りません。設定のずれ、ページの不足、サイトの作り、記事同士のかぶり。原因の候補はいくつもあります。それなのに、多くの人は最初から記事の書き直しに入ります。時間がいちばんかかるところから手をつける形です。しかも直した結果が合っていたのかどうかも分かりません。順番を決めておくと、確かめる時間が短くて済みます。まず、手を動かさなくても確認できるところから見ます。設定や作りは、見れば分かるからです。

切り分けができていないまま何度も申し込むと、何が効いたのかが分からなくなります。1回ごとに、どこを直したのかを記録しておいてください。

記録の付け方は簡単でいいです。日付と、直した場所を1行ずつ書いておくだけです。落ちた回数が増えてくると、記憶だけでは前に何をしたのか分からなくなります。同じ場所を二度直していたことに、あとから気づく人もいます。紙でもメモでもかまいません。手元に履歴があるだけで、次の判断が楽になります。

最初に見るのは、設定まわりです

いちばん先に見るのは、審査のためのコードが正しい場所に入っているかどうかです。入れる場所を間違えていた、同じものが二重に入っていた、別の機能とぶつかっていた。この手のことは、思っているより起こります。あわせて、サイトが外から見える状態になっているかも見ます。工事中の設定が残っていたり、閲覧に合い言葉が要る設定が生きていたりすると、中身が見られません。検索に載せない設定が入ったままのこともあります。ここは記事の質とは関係ありませんが、ここで止まっていると先に進みません。

見た目には分かりにくい部分なので、落ちたときは一度全部見直す価値があります。数分で終わります。

見るときは、自分のブログを普段と違う形で開いてみてください。ログインしていない状態や、別の端末から開くと、外から見えている姿が分かります。自分の画面では普通に見えていても、外からは違って見えることがあります。ここで気づけると、記事を触らずに済みます。

次に、サイトの土台を見ます

次に、サイトの土台を見ます

設定に問題がなければ、次はサイトの作りです。個人の情報の扱いを書いたページ、運営者が分かるページ、連絡ができるページ。この3つがそろっているか。そして、読む人がすぐ見つけられる場所に置かれているかを見ます。作ってあっても、どこからもたどれない場所に置いていると意味がありません。カテゴリーの数も見ます。箱が多すぎると、何のブログなのかが伝わりにくくなります。それぞれの箱に記事が数本ずつ入っていて、関係する記事同士がつながっている形が分かりやすいです。

  • 3つのページがあり、たどれる場所にあるか
  • カテゴリーが多すぎないか
  • 関係する記事同士がつながっているか

ここまでが、記事を触らずに直せる範囲です。

土台を見るときは、読む人の順番でたどってください。トップページを開いて、一覧のような場所から記事へ進み、記事から運営者のページへ行けるか。この道が途切れていないかを見ます。作ってあるかどうかではなく、たどれるかどうかが大事です。ここでつまずくなら、置き場所を変えるだけで直ります。

そのあとに、記事の中身を見ます

土台が整っていて、それでも通らないときに記事を見ます。落ちやすい形はいくつかあります。近況や感想だけで終わっている記事。ほかのサイトの内容をまとめただけで、自分の見方が入っていない記事。見出しを立てただけで、その下に数行しかない記事。誤字や読みにくい長文が残っている記事です。共通しているのは、読んだ人の困りごとが片づかない点です。審査で問われているのは、文字の量ではなく、読んだ人の役に立ったかどうかです。ここを勘違いすると、書き足すほど薄くなります。

見直すときは、全記事を平らに直そうとしないでください。弱い記事から順に、数本ずつ手を入れるほうが続きます。

記事同士のかぶりは、まとめて1本にします

記事同士のかぶりは、まとめて1本にします

意外と多いのが、自分のブログの中でのかぶりです。似た話題の記事が何本もあると、どれも中途半端になります。読む人はどれを読めばいいのか迷います。とくにAIで本数を増やしたときに起きやすい形です。言い回しは違うのに、中身がほとんど同じ。こうした記事を見つけたら、残すほうに中身を移して1本にまとめます。片方は下げます。本数は減りますが、ブログの中身は濃くなります。数が減ることを怖がって薄い記事を並べておくほうが、印象としては不利です。

まとめるときは、残す記事のタイトルと見出しも整え直してください。中身が増えた分、約束する内容も変わります。

本数が減ることを心配する人がいます。ですが、薄い記事を並べて数をそろえるほうが不利になりやすいです。読む人から見ても、同じ話が何度も出てくるブログは読みにくいものです。数より、1本ずつが独立して役に立っているか。ここを基準にすると、まとめる判断がしやすくなります。

次にアドセンス審査へ申し込むまでの過ごし方

直したらすぐ申し込みたくなりますが、少し間を空けたほうがいいと言われています。1週間から2週間ほどが一つの目安です。その間、手を止める必要はありません。記事を足し、弱い記事を直し、体験を書き加えていきます。何度か落ちている場合は、直した内容が同じ場所ばかりになっていないかを確かめてください。中には、思い切ってサイトそのものを作り直して通ったという話もあります。ただ、これは最後の手段です。まずは、ここまでの順番を上から確かめてください。合否は僕には約束できませんが、疑う場所の順番は決められます。

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