ブログのジャンルの決め方|好きより先に見るところ
ブログのジャンルが決まらないまま、何日も過ぎていませんか。好きなことを書けばいいと言われても、それが読まれるのかが分からないので手が止まります。
僕の考えは逆です。ジャンルの決め方は、好きから始めるとかえって迷います。先に見るのは、選んではいけない側です。外すものを外してから、書けるものを見る。この順番だと、選択肢が一気に減って決まります。
ジャンルの決め方は、外す作業から始めます
好きなことを探すところから始めると、候補がいくらでも出てきます。そして、どれも一長一短に見えて決まりません。先にやるのは、選ばないものを決めることです。広告には決まりごとがあり、扱いにくい分野があります。ここを知らずに書き始めると、記事が積み上がったあとで方向転換することになります。その時間がいちばんもったいないです。だから、書き始める前に外す側を確認してください。候補が半分以下になります。残った中から選ぶほうが、ずっと早く決まります。
この順番は、気持ちの面でも楽です。全部の中から一番いいものを選ぼうとすると決められませんが、残った中から選ぶなら決められます。
選択肢を減らすことは、あきらめではありません。決めるための作業です。
最初に外しておく分野があります
広告を扱ううえで、慎重に見られる分野があります。人の健康やお金に直接かかわる話です。医療や薬、投資やお金の増やし方。ここは書き手に高い信頼が求められる領域なので、始めたばかりのブログには重いです。他にも、賭けごと、成人向け、政治や宗教といった意見が割れる話も避けます。稼ぎ方そのものを扱う話も、大げさな表現になりやすい分野です。
- 医療・健康・薬
- お金の増やし方・投資
- 賭けごと
- 成人向け
- 政治・宗教のような意見が割れる話
ただし、まるごと書けないという意味ではありません。健康なら、自分が続けている食事の記録としてなら書けます。お金なら、家計や節約といった日常の範囲であれば扱えるはずです。角度を変えれば残せる話もあります。

通りやすいのは、体験を書けるジャンルです
残った中から選ぶとき、目安になるのは体験が書けるかどうかです。作ってみた、行ってみた、育ててみた、続けてみた。こうした話は、あなたにしか書けません。同じ場所に行っても、感じたことや失敗したことは人それぞれです。ここが他の記事との違いになります。料理、旅行、子育て、ペット、趣味、家計のやりくり、読んだ本や観た映画。どれも体験が中に入りやすい分野です。反対に、調べた情報を並べるだけになる分野は、後から来た人が勝ちにくくなります。
大事なのは、上手に書けるかどうかではありません。実際にやったことがあるかどうかです。やったことのある人だけが、うまくいかなかった部分を書けます。読む人がいちばん知りたいのは、そこだったりします。
書けることと、選びやすいことが重なる場所。そこがいちばんの近道になります。
気をつけたいのは、体験を書くことと日記を書くことの違いです。今日はどこへ行って何を食べた、という記録だけでは、読む人の役に立ちません。体験は材料であって、そこから読んだ人の困りごとが片づく形にする必要があります。同じ材料でも、置き方次第でまるで違うものになるのです。
好き・得意・人に話せる、の重なりを見ます
ここでようやく、自分の側を見ます。見るのは3つです。好きなこと。人より少し得意なこと。聞かれたら答えられること。この3つが重なる場所を探します。1つだけでは弱いです。好きなだけだと、知識が続きません。得意なだけだと、書いていて苦しくなります。重なっているほど、長く書けます。そのうえで、もう1つ確かめてください。そのテーマで20本書けそうかどうかです。ここで詰まるなら、テーマが狭すぎるか、実は関心が薄いかのどちらかです。
20本を思い浮かべるとき、頭の中で数えるだけにしないでください。実際に見出しを書き出してみると、書けるつもりだった話題が意外と続かないことに気づきます。逆に、細かい話がいくつも出てくるなら、そのテーマは当たりです。
誰に向けて書くのかも、この段階で決めます。同じテーマでも、初めての人に向けるのか、もう少し進んだ人に向けるのかで、書く内容が変わります。

専門家である必要はありません
ジャンルが決まらない理由として、自分には語れるほどの専門性がないと感じている人が多いです。ここは考え方を変えてください。求められているのは、専門家を気取る人ではありません。人より少し詳しい体験者です。1年前の自分より少し先にいれば、その分を伝えられます。資格がなくても、実際にやってみた人の話には価値があるはずです。むしろ、専門家の言葉は難しくなりがちで、はじめての人には届きにくいことがあります。
詳しい人として書くときは、分からない部分を分からないと書いてかまいません。全部を知っているふりをするより、そのほうが読む人に信じてもらえます。
この立ち位置を選べると、書ける話題がぐっと増えます。完璧に知っていなくても書けるからです。
決めたあとに、確かめておくこと
ジャンルを決めたら、その場で3つ確かめてください。何のブログかを一言で言えるか。箱を5つほど作れるか。それぞれの箱に10本ほど書けそうか。ここで詰まるなら、テーマの幅が合っていません。狭すぎるなら少し広げ、広すぎるなら絞ります。この確認をしておくと、あとで作り直す手間が減ります。決めきれない部分があっても、動き出してかまいません。仮のまま10本ほど書くと、自分が続けられるかどうかが分かります。
もし途中で合わないと感じたら、方向を変えるのも選択肢です。ただし、その判断は10本ほど書いてからにしてください。2本でやめると、合わなかったのか、慣れていなかっただけなのかが分かりません。
ジャンル選びに正解はありません。外すものを外すこと、体験が書けること、続けられること。この3つを満たしていれば、あとは書きながら整えていけます。
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