メルマガ集客のコツ|読まれる人が意識していること

メルマガを送っているのに反応がない。開かれていない気がする。そう感じている人ほど、件名の付け方や送る時間を調べます。

ただ、僕は少し違うところを見ています。読まれるかどうかは、そこより前で決まっていることが多いです。読まれている人が意識しているのは、1通で言うことを1つに絞ることと、結論を先に置くことです。この記事では、その中身を順番に見ていきます。

メルマガが読まれるかどうかは、送る前に決まっています

メルマガ集客のコツを探すと、件名の付け方や送る時間の話が出てきます。どれも効かないわけではありません。ただ、その前に決まっていることがあります。この1通を、誰に向けて書いたのかです。ここが決まっていない文章は、読む人が自分のことだと思えません。全員に向けた言葉は、誰の手元にも残らないからです。書き始める前に、たった1人を思い浮かべてください。どんなことで困っていて、何を知りたいのか。そこがはっきりしているほど、言葉は短く済みます。逆に、あいまいなまま書くと、あれもこれもと足したくなります。長くなるのに伝わらない文章は、ほとんどがこの状態です。

登録してくれたときに、困っていることを聞いておく方法もあります。答えてくれた言葉は、そのまま書く材料として使えます。

読む人の言葉で書かれた文章は、それだけで目が止まります。作り込んだ表現より強いです。

1通で言うことを1つに絞る

反応が薄いメルマガに共通しているのは、1通に話がいくつも入っていることです。近況があり、案内があり、役に立つ話があり、最後にお願いがある。書く側はまとめたつもりでも、読む側は何を受け取ればいいのか分かりません。1通につき、伝えることは1つで足ります。今日の1通で相手にどうなってほしいのかを、書く前に一言で決めてください。読み終わったあとに、何か1つが残ればその1通は役目を果たしています。全部を詰め込むより、回数を分けたほうが届きます。書く量も減るので、続けやすくなります。

入口の訴えを1つに絞る考え方と同じです。伝えることを増やすほど、印象は薄くなります。

言いたいことが3つあるなら、3通に分けます。分けたぶん、次に送る理由も生まれます。

絞る基準は、相手が今いちばん知りたいことです。自分が言いたい順番ではありません。ここを間違えると、丁寧に書いても読み飛ばされます。

結論から書いて、そのあとに理由をつける

結論から書いて、そのあとに理由をつける

読まれている文章は、順番が決まっています。先に結論を書きます。次に、なぜそう言えるのかという理由を書きます。そのあとに、具体的な話を1つ添えます。最後にもう一度、結論に戻します。この形にすると、途中で読むのをやめた人にも言いたいことが残ります。よくないのは、経緯から書き始める形です。書く側は流れがあるので気持ちよく進みますが、読む側は結論が見えないまま長い前置きを読まされます。文章が苦手だと感じている人ほど、結論だけを書いて終わりにしがちです。それだと、読んだ人の中に、なぜという疑問が残ったままになります。

理由のあとに置く具体的な話は、自分が見てきたことで大丈夫です。作り話は要りません。

根拠のない結論は、どれだけ強く書いても伝わりません。順番を整えるだけで、同じ内容が読まれるようになります。

読む場所と読み方に合わせる

メールは、たいていスマホで開かれます。片手で、短い時間で読まれると思っておいてください。そうなると、書き方も変わります。1つの文で言うことは1つにします。主語と述語が2組入っている文は、途中で切ります。難しい言葉は、やさしい言い方に置き換えます。10歳の子が読んで分かるかどうかを目安にすると、ちょうどよくなります。もう1つ、語尾にも気をつけてください。同じ終わり方が続くと、読む速さが落ちていきます。2つ並んだら、次は別の言い方に変えます。細かい話に見えますが、読み終わってもらえるかどうかは、こういうところで決まります。

改行の入れ方も同じです。文字のかたまりが大きいと、それだけで読む気が下がります。

書いたあとに自分のスマホで読み返すと、読みにくい場所はすぐ分かります。

送る目的は、その場で売ることではありません

送る目的は、その場で売ることではありません

ここが一番の分かれ目かもしれません。メルマガの目的を、その場で売ることに置くと苦しくなります。文章だけで決めてもらえるのは、値段が小さいものに限られるからです。値段が上がるほど、人は文章だけでは決めません。だから、1通の目的は次の場に進んでもらうことに置きます。話を聞く場でも、説明の場でもかまいません。そこで直接話を聞き、その人に合わせて組み立てるほうが早いです。そう考えると、書く内容も変わります。売り込む言葉を強くするのではなく、なぜそれが自分に要るのかを分かってもらう言葉を選びます。必要だと感じていない人に、どれだけ良い案内を送っても届きません。

順番としては、与えるほうが先です。読んだ人の役に立つ話が先にあって、そのあとに案内が来る。この形なら、案内も読まれます。

案内だけが続くと、人は静かに離れていきます。解除されないまま、開かれなくなるほうが多いです。

メルマガの反応が薄いときに、どこを直すか

反応がないとき、いっぺんに全部を変える人がいます。件名も、中身も、送る時間も変える。これをやると、どれが効いたのか判断できなくなります。直すのは1か所ずつです。まず、開かれていないのか、開かれたけれど動かれていないのかを分けます。開かれていないなら、差出人の名前と件名を見ます。開かれているのに動きがないなら、中身と、最後の一押しの部分を見ます。それでも変わらないなら、そもそも届けている相手がずれている可能性があります。順番に切り分けていくと、直す場所は自然に絞られていきます。

もう1つ、送る回数が少なすぎないかも見てください。何か月かに1通では、相手はあなたを思い出せません。

逆に、送る回数だけを増やしても反応は戻りません。数を増やす前に、1通の目的がはっきりしているかを見てください。

メルマガ集客は、うまい文章を書く競争ではありません。読む人のことを考えた1通を、続けて出せるかどうかです。

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