AI集客のセミナーに行く前に、自分で整理しておきたいこと

AI集客のセミナーが増えました。無料のものも多く、どれに行けばいいのか迷うと思います。

行くこと自体に反対はしません。ただ、僕は行く前に自分で整理しておくことがあると考えています。ここをやっていないと、良い話を聞いたのに何も変わらない、という結果になりやすいです。

セミナーは、大勢に向けて話す場です

まず前提を確認します。セミナーは、一度に多くの人へ話せる形です。話す側からすると効率がよく、参加する側は少ない負担で全体像を受け取れます。そのかわり、話される中身は多くの人に当てはまるものになります。あなた1人の状況に合わせた答えは出てきません。ここを分かっていないと、聞いたあとで、それで自分は何をすればいいのかという状態になります。だから、聞いた話を自分の状況に置き換える作業が要ります。その作業をやりやすくするために、行く前の整理が効いてきます。整理してから聞くと、同じ話でも受け取れる量が変わります。

一対一で相談する場は、これとは別の形です。そちらは相手に合わせて話が進みます。

優劣をつけるものではありません。目的によって使い分けます。

参加する前に、その場が何のために開かれているのかも見ておくとよいです。全体像を伝える場なのか、深いところまで扱う場なのか。目的が違えば、受け取れるものも変わります。

行く前に整理しておきたい4つ

紙1枚で足ります。書き出すのは4つです。1つ目は、誰に何を届けているのか、あるいは届けようとしているのか。まだ決まっていないなら、決まっていないと書きます。2つ目は、今どこで止まっているのかです。そもそも知られていないのか。知られてはいるが登録まで進まないのか。会って話せているのに決まらないのか。3つ目は、手元にある数字です。届いた人数、登録した人数、話した回数。分かる範囲でかまいません。4つ目は、聞きたいことを1つだけ決めておくことです。この4つがあると、聞きながら自分の場所に線が引けます。

特に2つ目が大事です。止まっている場所が違えば、同じ話でも受け取るべき部分が変わります。

整理してみて何も書けないなら、それも収穫です。今の自分がどこにいるのか分かっていない、と分かります。

数字はぴったりでなくても大丈夫です。だいたいの数でも、並べれば足りない場所が見えてきます。

AI集客のセミナーで、聞き分けたいこと

AI集客のセミナーで、聞き分けたいこと

AIの話は、大きく2つに分かれます。道具の使い方の話と、集客の考え方の話です。道具の話は分かりやすく、その場では満足しやすいです。ただ、道具は変わります。半年後には別のものが出ています。持ち帰って長く使えるのは、考え方のほうです。どの作業を任せて、どこを自分がやるのか。なぜその順番なのか。ここを話しているかどうかで、そのセミナーの中身が見えてきます。聞きながら、これは道具の話か、考え方の話か、と分けてみてください。分けて聞くだけで、書き留める内容が変わります。

道具の話が悪いわけではありません。ただ、それだけで終わると手元に残るものが少なくなります。

考え方が分かっていれば、道具が変わっても自分で選び直せます。

もう1つ見てほしいのは、うまくいかなかった場合の話をしているかどうかです。良い話だけが並ぶ場は、判断の材料が足りません。

後半に案内があるのは、おかしなことではありません

無料のセミナーでは、後半に商品やサービスの案内が入ることがあります。これを、だまされたと感じる人がいます。ですが、案内があること自体は普通のことです。無料で話す側にも、時間と費用がかかっています。案内の場があるから無料で開けている、とも言えます。見るべきなのは、案内があるかどうかではありません。その中身が、自分にとって要るものかどうかです。判断の軸を、行く前に決めておいてください。今の自分が止まっている場所を助けてくれるのか。どう進んでいくのかが説明されているのか。ここを見れば、その場の勢いに流されにくくなります。

逆に、はっきりしない言葉ばかりで、何をどうするのかが説明されないなら、その場で決めないほうがよいです。

持ち帰って考える時間を取れるかどうかも、判断の材料になります。

その場で決めなくても失礼にはあたりません。決めるのはあなたで、急ぐ理由はないからです。

聞いた話を、どう持ち帰るか

聞いた話を、どう持ち帰るか

セミナーの後にやりがちなのが、全部やろうとすることです。良い話をたくさん聞いたので、あれもこれも試したくなります。ですが、同時にいくつも変えると、どれが効いたのか見分けられなくなります。持ち帰るのは1つで十分です。自分が止まっている場所に効きそうなものを、1つだけ選んでください。そして、次にやることを1行で書きます。いつやるかも一緒に書いておくと、動きやすくなります。もう1つ、聞いた話をそのまま真似しない点にも気をつけてください。話していた人と、あなたでは持っているものが違います。形は真似しても、中身は自分のものに置き換えます。

置き換えるときに、行く前に書いた紙1枚が効いてきます。自分の状況が書いてあるからです。

この作業をやった人だけが、聞いた話を自分のものにできます。

1つに絞ったら、それを終えるまで次を足さないでください。同時に走らせると、どれも途中で止まります。

行く前に決めておくこと

最後に、準備をまとめておきます。まず、今どこで止まっているのかを言葉にします。次に、聞きたいことを1つ決めます。そして、道具の話と考え方の話を分けて聞くと決めておきます。最後に、持ち帰るのは1つだけ、と先に決めておきます。この4つを用意して行くと、同じ時間でも受け取るものが変わります。反対に、何も決めずに行くと、聞いているあいだは分かった気になり、帰ると何も残りません。セミナーは、答えをもらいに行く場ではありません。自分の状況に当てはめる材料を取りに行く場です。

もし、聞いても自分の場合がどうしても分からないなら、一対一で相談できる場を探すほうが早いです。

行く前に書いた紙1枚は、そのときにもそのまま使えます。

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