ランディングページの構成|読む人の頭の中の順番に合わせる

ランディングページの構成を調べると、要素を並べた図がたくさん出てきます。共感、原因、解決策、提案。どれも見たことがあると思います。

ただ、なぜその順番なのかまで書かれているものは多くありません。先に僕の答えを書きます。ランディングページの構成は、読む人の頭の中に浮かぶ疑問の順番に合わせます。書き手が言いたい順ではありません。

ランディングページの構成は、読む人の疑問の順番に合わせます

人がページを開いてから申し込むまでに、頭の中では似た順番で問いが浮かびます。これは自分の話なのか。なぜ自分はこうなっているのか。このままだとどうなるのか。どうすれば変わるのか。それは本当に効くのか。自分にもできるのか。いくらで、どうやって申し込むのか。構成とは、この問いに順番に答えていく設計のことです。順番が入れ替わると、まだ疑問が残っている人に次の話をすることになります。読む人は置いていかれて、静かに離れます。

だから構成を考えるときに見るのは、要素の名前ではありません。この見出しを読んだ人に、どんな気持ちになってほしいのか。そこを一つずつ決めていきます。

もう1つ意識したいのは、1つの見出しで2つの問いに答えようとしないことです。ひとかたまりで1つ、と決めておくと流れが崩れにくくなります。

要素を埋めただけのページと、気持ちの動きで組んだページは、同じ材料でも結果が変わります。並べ方そのものが中身の一部だと考えてください。

前半は「これは自分の話だ」と思ってもらう場所です

最初のかたまりは、共感と問題の提起です。読む人が普段感じている引っかかりを、そのまま言葉にします。ここで自分のことだと思ってもらえないと、あとの話は読まれません。次に、なぜその状態になっているのかという原因に触れます。ここで、読む人が思っている理由とは別の角度を出せると、続きが気になるものです。そして、このまま何も変えなかったらどうなるのかを短く置きます。ここは怖がらせる場所ではありません。時間が過ぎることの意味を、静かに伝えるだけで足ります。

共感の部分で使う言葉は、自分で考えた表現よりも、相手が実際に口にした言い方のほうが強く当たります。話を聞いた場で出てきた言葉を書き留めておくと、ここで生きてきます。

前半で気をつけたいのは、書き手の話を先に始めないことです。自己紹介や経歴から入ると、読む人は自分ごとになる前に離れていきます。

順番としては、相手の話が先、自分の話は後です。この一点だけでも、前半の読まれ方は変わります。

中盤は「それで解決するのか」に答える場所です

中盤は「それで解決するのか」に答える場所です

自分の話だと思ってもらえたら、次は解決策です。ここで効いてくるのが、意外さです。よくある提案をそのまま出すと、読む人はすでに知っていると感じます。世間で言われていることを一度置いて、別の道を示すと、続きを読む理由が生まれるのです。そのうえで、なぜそれで解決するのかという根拠を並べます。実際にあったこと、届いた声、進み方の記録。文字だけで足りないときは、画面の写しのように目で見て分かる形にすると、伝わり方が変わります。

根拠を出す順番も大事です。いちばん強い材料を先に置きます。後ろに回すと、そこまで読まれずに終わることがあります。

根拠のない解決策は、ただの言い切りです。言い切りだけのページは、読む人の中に疑いを残したまま終わります。

ここまで来ると、読む人の頭の中に、たしかに効きそうだという感覚が生まれます。提案を置くのは、その後です。

後半は「自分にもできそうか」を確かめてもらう場所です

後半に来て、はじめて中身の説明に入ります。何をするのか、どれくらいの期間なのか、どんな順番で進むのか。ここで進み方が見えないと、良さそうだけれど自分には無理だ、で終わってしまいます。そのあとに、参加する人だけが受け取れるものを置きます。これは、相手が引っかかりそうな場所を外すために使うものです。価格と申し込みの流れは、その次に来ます。最後に、よくある質問と書き手の情報を置きます。ここまで読んだ人は、あなたがどんな人なのかを知りたくなっているからです。

  • 何をするのか、どんな順番で進むのか
  • 参加する人が受け取れるもの
  • 価格と、申し込みの流れ
  • よくある質問と、書き手の情報

書き手の情報を最後に置くのは、軽い扱いという意味ではありません。ここまで読んだ人には、誰が言っているのかが判断の材料になります。だから後ろに置いても読まれます。

この並びを崩して、価格を先に出すページをときどき見ます。値段は、必要だと感じた後に見るから納得できるものです。順番が逆になると、高いか安いかだけの判断になります。

各ブロックの中身は、結論から書きます

各ブロックの中身は、結論から書きます

構成が良くても、中の文章が薄いと足が止まります。書き慣れていない人ほど、結論だけを書いて次に進みがちです。読む人の頭には、なぜそう言えるのかという疑問が残ります。だから見出しの下は、結論、理由、具体例、もう一度結論、の順で書いてください。この形にすると、短くても納得のある文章になります。もう1つ気をつけたいのが語尾です。同じ終わり方が3回続くと、読む速さが落ちます。2回までで言い換えてください。

数字が出せる場所では、数字を使ってください。あいまいな言い方は、読む人の頭の中でさらに小さくなります。ただし、確かめられない数字を並べるのは逆に効きません。手元にあるものだけを使います。

読みやすさは才能ではなく形です。形を守るだけで、伝わり方は変わっていきます。

ランディングページの構成が崩れているときに見る場所

できあがったページを読み返すときは、上から順に自分に問いかけてみてください。ここまで読んだ人は、今どんな気持ちでいるのか。まだ自分ごとになっていないのに解決策を出していないか。根拠を出す前に値段を見せていないか。進み方を示す前に申し込みを促していないか。この確認だけで、直す場所はかなり見えてきます。人に読んでもらって、どこで止まったかを聞くのも早い方法です。

読み返すときは、少し時間を置いてからにしてください。書いた直後は、自分の頭の中の順番で読んでしまうので、抜けている場所に気づけません。

構成は、一度組んだら終わりではありません。反応を見て、順番を入れ替えることもあります。前半で離れているのか、後半で止まっているのかで、手を入れる場所は変わります。

読む人の頭の中の順番に合わせる。これがランディングページの構成でいちばん大事な考え方です。

あわせて読みたい

ひとりで考えても答えが出ないときは

AIをどう使えば自分の収入につながるのかは、今の状況によって変わります。何から手をつけるべきかを、あなたの状況に合わせて一緒に整理する無料の個別相談をやっています。オンライン(Zoom)で、1分で予約できます。

無料の個別相談を見てみる

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA