副業で月10万円|この壁の正体と、越えた人の共通点
副業で月10万円という数字は、多くの人が最初に置く目標です。そして、多くの人がその手前で止まります。
止まる理由は、やる気の量ではありません。どこで止まっているのかが分からないまま、作業だけを増やしているからです。この記事では、壁の正体を分けて見る方法と、越えた人が先にやっていたことを書きます。
副業で月10万円が壁に見えるのは、やる気の問題ではありません
うまくいかないとき、人は自分の努力が足りないと考えがちです。もっと早起きしよう、もっと本数を増やそう、と量を上げにいきます。ところが、量を上げても数字が動かないことがあります。動かないのは、詰まっている場所に手が届いていないからです。水道の途中が詰まっているのに、蛇口をひねる力を強めても水は増えません。副業で月10万円に届かないときも、これと同じことが起きています。まず、どこが詰まっているのかを見つけます。僕が話をうかがうときも、聞くのはどこで止まっているかという1点です。ここが分かれば、やることは自然に決まります。
ここを飛ばすと、しんどい割に変化がない時間が続きます。そして、自分には向いていなかったという結論に行き着きます。向き不向きの前に、見ていない場所があるだけの場合が多いです。
だから最初にやるのは、頑張りを増やすことではありません。今の流れを、いくつかの段に分けることです。
止まっている場所は、だいたい3つのどれかです
収入が生まれるまでの流れは、大きく3つの段に分けられます。1つ目は、知ってもらう段です。書いたものや発信が、そもそも人の目に触れているかどうか。2つ目は、反応をもらう段です。見てはもらえるのに、次の行動につながらない状態がここです。3つ目は、受け取ってもらう段です。話は聞いてもらえるのに、最後で止まる状態を指します。この3つは、打つ手がまったく違います。だから、悩みを一言でまとめないほうがいいです。集客が足りない、の一言で片づけると、どこを直すのか決まりません。
1つ目で止まっている人が、話し方を練習しても数字は動きません。3つ目で止まっている人が、発信の本数を倍にしても同じです。似た悩みに見えて、原因の場所が違います。
3つのどこで止まっているかを、感覚で決めないでください。思い込みで直すと、効かない場所ばかり触ることになります。
自分がどこで止まっているのかは、数を数えると分かります。見てくれた人、反応をくれた人、最後まで来てくれた人。この3つを並べると、極端に細くなっている場所が出てきます。

時間を売る形は、月10万円の手前で上限が来ます
もう1つ、よくある壁があります。時間をそのまま渡す形で始めている場合です。1時間いくらで作業を引き受ける形は、始めやすさが利点です。ただし、増やせる量には限りがあります。本業と家のことをしたあとに残る時間は、そう多くありません。その中で月10万円を作ろうとすると、受け取る金額を上げるか、同じ時間で回る量を増やすか、どちらかしかなくなります。つまり、時間を渡す形のままでは、どこかで上限にぶつかります。その上限が、10万円の少し手前に来る人が多いです。
ここで無理をすると、体力のほうが先に尽きます。副業で月10万円に届いたのに続かなかった、という話の多くは、この形のまま押し切った結果です。
だから、届く前に形の話をしておきます。この時間の使い方を、来年も続けられるかどうか。答えがいいえなら、途中で形を変える必要があります。
越えた人が先にやったのは、数える作業です
越えた人に共通していたのは、特別な方法を見つけたことではありません。自分の数字を数えていたことです。何人に見てもらえたのか、そのうち何人が動いたのか。数えていれば、次に直す場所が自分で決まります。数えていない人は、うまくいかないときに全部を疑います。全部を疑うと、全部を変えたくなります。そして、変えた直後にまた別の場所をいじるので、何が効いたのか分からなくなります。数える習慣は、うまくいっているときにも役に立ちます。何が効いたのかを、記録として残しておけるからです。
数えるのは、細かい記録でなくて構いません。週に一度、3つの段の人数を書き出すだけで十分に見えてきます。
直す場所は、いちばん細くなっている段からです。順番を守ると、少ない手数で数字が動きます。

10万円までは、正しい場所に量を置けば届きます
ここまで詰まりの話をしてきましたが、10万円という段階については、もう1つ大事な見方があります。この金額までは、まだ足し算で届くということです。仕組みを凝る前に、正しい場所に量を置いた人から届いていきます。逆に言えば、詰まりの場所さえ合っていれば、やることは難しくありません。凝った作りを先に用意しようとして、手が止まっている人のほうが遠回りになります。この段階では、考える時間より、置く量のほうが効きます。作りの良さは、あとからでも直せます。
正しい場所というのは、人が探しているところです。誰も探していないことを、どれだけ丁寧に書いても届きません。探されている場所を選んでから、量を置きます。
この段階で完成度を上げすぎないでください。出してみて、反応を見て、直す。この回転数が、そのまま速さになります。
今週、どこを見に行くか
まずは今の流れを3つの段に分けて、それぞれの数を書き出してみてください。書き出したら、いちばん細い段に印をつけます。今週やるのは、その段に効く作業だけです。ほかの段は、いったん触りません。同時にいくつも変えると、何が効いたのか分からなくなるからです。1週間動かして、また数えます。この繰り返しが、遠回りに見えていちばん短い道になります。1週間で区切るのは、短すぎず長すぎないからです。1日で判断すると、ぶれた数字に振り回されます。
数字が動かない週もあります。そのときは、直した場所が合っていたかを見直します。責める相手は自分ではなく、選んだ場所のほうです。
副業で月10万円は、才能で決まる数字ではありません。どこが細いのかを知っている人から順に、越えていきます。
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