副業で月30万円まで伸ばす人が、10万円のときにやめたこと

副業で月30万円という数字を、10万円の延長線上に置いていませんか。同じやり方を3倍にすれば届く、と考えると、たいてい途中で息が切れます。

伸ばした人を見ていると、増やす前にやめたことがあります。10万円が見えたあたりで、手放しているものが共通しています。この記事では、その中身を書きます。

副業で月30万円は、10万円の3倍働くことではありません

10万円までは、量を足すことで届く場面が多いです。ところが30万円は、同じ足し方では届きません。使える時間に上限があるからです。本業と生活を抱えたまま、作業量だけを3倍にはできません。ここで多くの人が、時間の足りなさを理由に諦めます。実際に足りないのは時間ではなく、作業の選び方です。伸ばした人は、増やす前に減らしています。減らして空いた場所に、効く作業を置き直しています。僕がここで見るのは、増やす余地ではなく、やめられるもののほうです。時間は増えないので、入れ替えるしかありません。

だから、30万円を目指すときにまず考えるのは、何を足すかではありません。何をやめるかです。順番が逆になると、忙しいだけの毎日になります。

ここでいう減らすとは、休むことではありません。効かない作業を外して、効く作業に時間を寄せることです。

ここから、やめたことを3つに分けて見ていきます。どれも派手さはありませんが、効き方が大きい部分です。

やめたこと1|手を広げること

10万円が見えると、次の柱が欲しくなります。もう1つ別のことも始めようという気持ちです。ここで広げた人の多くが、両方とも中途半端になります。理由は単純です。伝わる強さが薄まるからです。あれもこれもやっている人は、誰の何を解決する人なのかが伝わりません。受け取る側からすると、選ぶ理由が見つからない状態になります。伸ばした人は逆に、扱う話を1つに絞っています。絞るのは怖い判断です。取りこぼす気がするからです。ただ、伝わらない状態のままでは、そもそも選ばれません。

絞ると、届く相手は狭くなります。狭くなった代わりに、届いたときの反応が濃くなります。この濃さが、そのまま次の段階の材料になります。

1つに絞るというのは、ほかを永久に捨てることではありません。今の時期に前へ出すものを1つにする、という意味です。

広げるのは、1つ目が回るようになってからで間に合います。順番を守るだけでも、無駄な作業はかなり減るものです。

やめたこと2|伸びない場所に時間を置き続けること

やめたこと2|伸びない場所に時間を置き続けること

作ったものには、愛着が生まれます。時間をかけたものほど、手放すのが惜しくなるはずです。ただ、反応が出ない場所に置き続ける時間は、そのまま損になります。伸ばした人は、ここで線を引いています。一定の期間を決めて、それでも動かないものは下げる、と先に決めておく方法です。感情ではなく、決めておいた基準で判断します。だから迷う時間が短くて済みます。決めておく基準は、期間と反応の2つで足ります。細かくしすぎると、判断のたびに悩むことになります。

下げたものは、消えるわけではありません。手元に残しておいて、あとで作り直す材料になります。判断したのは中身の良し悪しではなく、置き場所と時期です。

この線引きがないと、育たない場所の手入れに時間を吸われます。伸びる場所に置く時間が、それだけ減ります。

やめたこと3|安く受けること

3つ目は値段です。始めたばかりの時期は、安く受けることで経験を積めます。ただ、その値段のまま数だけを増やすと、増えるのは忙しさだけです。30万円に伸ばした人は、どこかで受け取る金額を見直しています。金額を上げると、受けられる人数は減ります。減った分、1人にかけられる時間は増えるものです。すると、相手の結果が出やすくなります。結果が出なければ、次の話にはつながりません。安く受けている時期が長いほど、この切り替えは重くなります。だから、早めに一度考えておきたい部分です。

安いほうが親切だとはかぎりません。負担のない買い物は後回しにされやすく、相手が動かないまま終わることがあります。しっかりした金額を出した人は、自分から動きます。

ただし、上げれば済むという話ではありません。上げる前に用意するものがあります。

金額を見直す前に、用意しておくもの

金額を見直す前に、用意しておくもの

受け取る金額を上げるときに、先にそろえておきたいものが3つあります。1つ目は、小さくても構わないので実際に出た結果です。同じ値段なら、結果が見える相手が選ばれます。2つ目は、どう進むのかという道筋です。最初の1か月で何をして、次に何をするのか。この見通しがあると、相手は自分がたどり着く姿を想像できます。3つ目は、断る理由をあらかじめ外しておくことです。この3つは、どれも受け取る前に用意できます。あとから足そうとすると、言い訳のように聞こえてしまいます。

断る理由というのは、お金の出し方が合わない、時間が取れない、自分にはできそうにない、といった引っかかりのことです。これらは、あとから言われるより先に手を打てます。

金額は、中身と道筋がそろってから見直します。順番が逆になると、受け取ったあとで苦しくなるだけです。

副業で月30万円へ向かうときの順番

整理します。まず、扱う話を1つに絞ります。次に、反応が出ない場所を下げます。ここまでで、手元に時間が空くはずです。その時間を寄せる先は、いちばん反応が出ている場所です。そのうえで、結果と道筋をそろえてから金額を見直します。この順番で進めると、作業量を増やさずに数字が動く場面が出てきます。順番を入れ替えて、金額から先に触ると、たいてい説明がつきません。説明のつかない値段は、相手にも伝わります。中身と道筋を先にそろえるのは、そのためです。

途中で焦りが出たら、増やす方向に戻っていないかを確かめてください。伸び悩みのときほど、人は足したくなります。

副業で月30万円は、作業の量ではなく、置き場所で決まります。やめることを決められた人から、次の段に進んでいきます。

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