ブログが続かない理由は、やる気ではなく設計にあります

ブログが続かないと、自分の意志が弱いからだと思ってしまいますよね。3本書いたところで手が止まる人、1か月空いてしまう人。そんな話をよく聞きます。

でも、続かない理由はやる気の量ではありません。続かなくなる形で始めているだけです。この記事では、どこが止まる原因になっているのかと、続く形に組み替える考え方を整理します。

ブログが続かない理由は、やる気ではありません

ブログを止めた人に理由を聞くと、忙しかった、気持ちが続かなかった、という答えが返ってきます。でも、もう少し細かく聞くと、止まった場所はだいたい決まっています。次に何を書くか思いつかなくなったとき。1本に時間がかかりすぎたとき。書いても反応がなくて意味を感じなくなったとき。この3つです。どれも気持ちの問題に見えて、実は作り方の問題です。毎回考えないと進まない形にしてしまうと、忙しい週にそのまま止まります。逆に、考えなくても手が動く形にしておけば、忙しい週でも細く続けられるはずです。

ここを気持ちの問題にすると、次に始めるときも同じ場所で止まります。原因が変わっていないからです。

止まった場所を思い出してください。そこに、直すべき形が残っています。

ネタが尽きるのは、箱を決めていないからです

次に書くことが思いつかない、というのは最も多い止まり方です。原因は、ブログ全体の箱を決めていないことにあります。何のブログか決まっていないと、毎回まっさらな状態から考えることになります。これは、思っている以上に疲れる作業です。先に箱を5つほど決めておいてください。そして、それぞれの箱に10本ほど書けるかを確かめます。書けないなら、その箱は選び直しです。この作業を先にやっておくと、書く日には箱の中から1つ選ぶだけになります。考える負担が、選ぶ負担に変わります。

箱を増やしすぎるのも良くありません。多すぎると、何のブログなのか分からなくなります。読む人も迷いますし、自分も散らかります。5つから7つほどに収めてください。

箱を決める作業は地味です。でも、ここをやった人とやっていない人で、3か月後の本数がまったく変わります。

箱が決まっていると、思いついた話題を放り込む先もできます。日常の中で、これは書けそうだと感じる瞬間があるはずです。その場でどの箱に入るかが分かると、あとで思い出せます。箱がないと、その思いつきは消えてしまうだけです。

毎回ゼロから考えているから止まります

毎回ゼロから考えているから止まります

箱が決まったら、その中の見出しを先にまとめて出しておきます。書く日に考えるのではなく、書く日は書くだけにするためです。5つの箱にそれぞれ10本ずつなら50本になります。この一覧が手元にあるかどうかで、続くかどうかが決まります。並べておけば、気分が乗らない日でも書ける話題を選べるはずです。反対に、一覧がないと、まず何を書くか決めるところから始まります。この最初の一歩がいちばん重い部分です。そこに毎回ぶつかる形だと、手は止まったままです。

一覧を作るときは、書きやすい順に並べておくと役に立ちます。体験が入れやすいもの、調べる必要があるもの。この区別をつけておくと、時間がない日は前者を選べます。

書く日に考えることをなくす。これが続ける形の中身です。気合いではなく、段取りで解決します。

1本にかける時間が長すぎます

もう1つの止まり方が、1本に時間をかけすぎることです。丁寧に書くのは良いことですが、1本に何日もかかる形だと、忙しい週にまるごと飛びます。1回飛ぶと、次に戻るのが重くなるものです。ここは、下書きの部分を軽くする工夫が効きます。骨組みや下書きは道具に手伝わせて、自分は仕上げに時間を使う形です。案を出す、並べる、下書きを作る。この部分は量が要るので、人がやると時間ばかりかかります。

ただし、渡していい部分と渡してはいけない部分があります。誰のどんな困りごとを扱うか、自分の体験をどこに足すか、事実が合っているか、最後にどう出すか。ここは自分で決める場所です。全部を任せると、他と同じ文章が並びます。

  • 手伝わせる:案出し・骨組み・下書き
  • 自分でやる:誰に向けるか・体験・確認・仕上げ

手応えがないまま続けられる人はいません

手応えがないまま続けられる人はいません

3つ目が、反応がないことによる失速です。ここは気持ちの話に見えますが、見る場所を決めていないことが原因になっています。書いた記事に人が来ているかどうかを、まったく見ないまま何か月も書き続けると、手応えがないまま時間だけが過ぎます。それは苦しいです。だから、記事を置いたあとに見る日を決めておいてください。人が来ている記事と、来ていない記事を分けます。来ている記事には手を入れて厚くします。来ていない記事は、いったん表から下げるのも一つの判断です。

目安として、1週間たっても100回も見られていない記事は、置き方を考え直すという見方があります。消すのが怖いのは当然です。ただ、読まれない記事が並んだ状態を見続けるほうが、気持ちは削られます。

反応を見る日があると、書く作業に区切りがつくはずです。書くだけの日々より、ずっと続けやすくなります。

ブログを続く形に組み替えるために、今日決めること

やることは3つです。箱を5つ決める。その中の見出しを、まとめて書き出す。そして、週に何回書くかを、自分の生活から逆算して決める。毎日と決めて3日で崩れるより、週2回と決めて続くほうが積み上がります。無理な計画ほど、最初の1週間で壊れやすいです。壊れると、自分は続けられない人だと思い込んでしまいます。それがいちばんの損です。少なく決めて、守れる形にしてください。

それでも書けない週は来ます。そのときは、止まったことを責めずに、なぜ止まったのかだけ見てください。話題が思いつかなかったのか、時間がなかったのか、手応えがなかったのか。原因ごとに直す場所が違います。

続かないのは、あなたの性格のせいではありません。続く形にしていなかっただけです。形は、今日から変えられます。

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