SNS集客が続かない人と、続く人の違い

SNSでの集客が続かない、という声はとても多いです。続けられないのは気持ちが弱いからだと思っている人がいますが、僕はそう思いません。

先に答えを書きます。続く人と続かない人を分けているのは、置き方です。何を数えるか、何のために出すか、どこまでを自分でやるか。ここが決まっている人は、反応がない時期にも止まりません。

SNS集客が続かない理由は、気持ちの強さではなく置き方にあります

続かなくなる流れは、だいたい同じです。最初は毎日出します。反応がないまま2週間ほど過ぎます。出す時間が少しずつ減っていき、そのうち止まってしまうのです。この流れの中で、気持ちが折れる場面がどこかで訪れます。ただ、折れたことが原因ではありません。折れるような置き方をしていたことが原因です。毎日出すことを目標にすると、出せなかった日が失敗になります。数字が伸びないことを失敗にすると、伸びない期間はずっと失敗のままです。続く人は、ここの置き方が違います。出せなかった日があっても崩れない形にしているのです。

置き方を変えるというのは、気合いを入れ直すこととは別の話です。仕組みの側を先に変えます。

変える場所は3つあります。数え方、投稿の役割、そして自分でやる範囲です。

何を数えるかで、SNS集客が続くかどうかが変わります

いちばん多い取り違えが、フォロワーの数だけを見ることです。この数は自分で動かしにくく、増えない期間が長く続きます。見るたびに気持ちが下がるので、続けるための数字としては向いていません。見るなら、自分の動きに近い数字にします。連絡先を登録してくれた人の数、問い合わせの数、話を聞かせてくださいと言われた回数。少ない数でかまいません。0が1になったことが分かる数字を選びます。フォロワーが増えていなくても、こちらが増えていれば前に進んでいます。

数える単位も長めにしてください。1日ごとに見ると、上下が激しくて振り回されます。1週間か2週間でまとめて見ると、動きが分かります。

数え方を変えるだけで、止まる回数はかなり減ります。

数字を見る日も決めておくのがおすすめです。毎日は見ないと決めるだけで、投稿にかかる重さが軽くなります。見る日を週に1回に固定している人は、静かな期間も淡々と進めていけます。

投稿の役割を決めていないと、書くことがなくなります

投稿の役割を決めていないと、書くことがなくなります

毎日何を書けばいいのか分からなくなるのは、投稿の役割を分けていないからです。1本の投稿で、知ってもらうことと、考え方を伝えることと、次に進んでもらうことを同時にやろうとすると、それだけで重くなります。重い投稿は作るのに時間がかかり、続きません。役割を分けてください。知ってもらうための投稿、考え方を伝える投稿、次の場所を案内する投稿。役割が決まっていれば、その日は1つだけやればよくなります。書くことがないと感じるときは、話題がないのではなく、どの役割で書くかを決めていないだけのことが多いです。

役割ごとに、うまくいった形が少しずつたまっていきます。たまってくると、作る時間はさらに短くなります。

同じ話を役割を変えて何度も出してもかまいません。読む人は、あなたが思うほど覚えていません。

役割を決めると、うまくいかなかったときの見方も変わります。案内の投稿で反応がないなら、見るのは案内した先の中身です。知ってもらう投稿で反応がないなら、話題の選び方を見ます。どこを直すのかがはっきりします。

反応がない時期は、来るものとして先に組みます

始めてすぐに反応が出ることは、あまりありません。ここを想定に入れていないと、静かな時期が想定外の事故に見えます。あらかじめ、最初の数か月は静かなものだと決めておいてください。そのうえで、その期間に何をするかを先に決めます。反応がない期間は、うまくいっている人の出し方を見ておく期間にもできますし、話を聞ける相手を探す期間にもできます。何もしていないわけではない、と自分で言える状態にしておくことが、止まらないための工夫です。

そして、静かな時期の判断材料を1つ持っておきます。数か月やって数字がまったく動かないなら、続け方ではなく相手の選び方を見直します。

やめるのではなく、向ける先を変える。この選択肢を持っていると、行き止まりになりません。

止まりかけたときの戻り方も先に決めておきます。1週間空いたら、次の1本は短くていいと決めておく。空白を埋めようとして重い投稿を作ろうとすると、そのまま戻れなくなります。

AIに渡していいのは、書き出しの負担です

AIに渡していいのは、書き出しの負担です

SNSが続かない理由の中で、意外に大きいのが書き出しの重さです。何を書くか決まっていても、最初の一行が出てきません。ここで15分止まる日が続くと、それだけで嫌になります。この部分はAIに渡してかまいません。切り口の案を並べてもらう、言い方をいくつか出してもらう、長い文を短くしてもらう。ここが軽くなるだけで、続けやすさは変わります。渡していいのは、書き出す前の負担までです。何を伝えるか、自分が見てきたことをどう書くかは、渡しても意味がありません。

出てきた案をそのまま出すと、どこかで見た文章になります。読む人は、その手触りに気づきます。

案を材料にして、自分の言葉に置き直すところまでが自分の仕事です。

明日からどこを変えるか

変える場所は1つで十分です。まず、見る数字を変えてください。フォロワーの数から、自分の動きに近い数字へ移します。次に決めるのは、今週出す投稿の役割です。3つの役割のうちどれを出すのかを決めるだけで、書き出しは軽くなります。最後に、静かな時期をどこまで見るかを決めておきます。期間を決めておくと、途中で迷いません。この3つは、その日のうちに決められます。どれも時間はかかりませんし、決めた分だけ翌週の手が動きやすくなるはずです。

SNSの集客は、才能で差がつく世界ではありません。止まらない置き方を作れた人が、結果として長く残ります。

続けるための形を先に作ってから、投稿の中身を良くしていってください。

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