メルマガ集客は終わったのか|今も残っている理由

メルマガ集客はもう終わった。そう書かれているのを見て、始めるかどうか迷っていませんか。

先に僕の答えを書きます。終わってはいません。ただし、昔と同じ使い方では動かなくなりました。今も残っている理由は1つです。届ける相手を、自分の手元に持てるからです。この記事では、その意味と、どちらを入口にするかの決め方を整理します。

メルマガ集客が残っている理由は、届ける相手を自分で持てることです

人がお金を払うまでの道のりは、いくつかの段階に分かれています。まず知ってもらう段階。次に連絡先を持たせてもらう段階。そのあとに提案する段階と、受け取って届ける段階が続きます。メルマガはこの2つ目にあたります。ここを持っているかどうかで、集客の重さがまるで変わります。SNSや検索から来てくれた人は、こちらから呼び戻せません。表示のされ方も、こちらでは決められないからです。メールアドレスは違います。相手が解除しない限り、こちらから届けられます。人数が増えるほど、次に何かを出すときの土台になります。終わったと言われながら残っているのは、この一点があるからです。

借りている場所と、自分の場所の違いだと考えてください。SNSは、人が集まっている場所を借りている状態です。借りている以上、方針が変われば見え方も変わります。

メルマガは、集めるまでに手間のかかる道具です。そのかわり、集まったあとが軽くなります。ここが逆になっている道具は、意外と少ないです。

「終わった」と言われる理由のほうも見ておきます

残っていると書きましたが、うまくいっていない人が多いのも事実です。理由は3つに分けられます。1つ目は、登録の手間です。メールアドレスを打つ場面で、面倒だと感じて離れる人がいます。2つ目は、開かれないことです。受信箱には毎日たくさんのメールが届きます。差出人を見て、開くかどうかが一瞬で決まります。3つ目は、中身です。案内と宣伝だけが並ぶと、読む理由がなくなります。この3つは、どれも道具そのものの問題ではありません。使い方で変わる部分です。終わったと言われている中身をほどくと、たいていはここに行き着きます。

特に多いのが、思いついたときだけ送る形です。前に何を送ったのか、相手が何を知っているのか。書く側が分かっていないので、毎回はじめましてのような文章になります。

読む人からすると、話がつながりません。つながらない相手の話は、途中で読むのをやめます。

連絡アプリとメルマガ、入口をどちらにするか

連絡アプリとメルマガ、入口をどちらにするか

今から始めるなら、入口はどちらでもかまいません。決め方の軸は2つです。1つは、登録のしやすさです。連絡アプリはボタンを押すだけで登録が終わります。手間が少ないぶん、登録される数は伸びやすいです。もう1つは、伝えられる量です。長い文章で説明したほうが伝わる商品なら、メールのほうが向いています。短い言葉で足りるなら、連絡アプリで十分です。書くのが苦にならない人ほど、メールの良さが出ます。どちらが上ということはありません。あなたが続けられて、相手が読める形を選びます。両方を持つ人もいますが、最初から2つ動かすと手間が倍になります。まずは1つに決めてください。

迷ったときは、自分が読み返したくなるほうを選ぶといいと思います。書く人が続かない形は、どんなに理屈が良くても止まります。

あとから足すこともできます。片方で回り始めてから、もう片方を考えれば間に合います。

人数が少なくても成り立つ形があります

メルマガをやめる人の多くは、登録者が増えないところで止まります。ここで見てほしいのは人数だけではありません。収入を決めるのは、値段と件数のかけ算です。値段が高いものを扱っているなら、届ける相手が少なくても形になります。反対に、安いものを売るなら多くの人数が要ります。自分が扱うものの値段によって、必要な人数は変わるということです。だから、登録者が思ったより少なくても、すぐに失敗だと決める必要はありません。まず、自分の商品でいくつ売れたら目標に届くのかを出します。そこから逆にたどると、何人に届けばよいのかが見えてきます。

この順番で考えると、やることが減ります。人数が足りないのか、提案が通っていないのか。切り分けられるからです。

数字は、ぼんやりした不安を減らすために出します。多い少ないを嘆くために出すのではありません。

メルマガが向いている人と、そうでない人

メルマガが向いている人と、そうでない人

向いているのは、書くことに抵抗がない人です。加えて、扱っているものの説明に、ある程度の長さが要る人です。値段が高いものほど、読む人は理由を知りたがります。理由を書ける場所があるかどうかは、ここで効いてきます。反対に、向いていない場面もあります。短い言葉で決まる商品や、すぐに反応がほしい案内です。こういうときは連絡アプリのほうが早いです。もう1つ、続けられるかどうかも判断に入れてください。月に1通も書けない状態で始めると、登録してくれた人を放っておくことになります。放っておかれた名簿は、後から動かそうとしても反応しません。

ここは得意不得意の話なので、無理に合わせなくて大丈夫です。書くのが苦しいなら、別の入口を選んだほうが早く進みます。

大事なのは道具ではなく、届ける相手を自分で持つことです。形はそのあとで選べます。

結局どこから手をつけるか

はじめに決めるのは、名簿を集めることではありません。集めたあとに何を届けるのかを決めることです。届ける中身が決まっていないのに人を集めると、送る理由がないまま日が過ぎます。次に、入口を1つに決めます。メールか連絡アプリのどちらかです。そして、登録してくれた人に最初に届けるものを用意します。ここまでが決まってから、集める作業に入ってください。順番を逆にすると、集めた人数だけが増えて、何も動かない状態になりやすいです。小さく始めてかまいません。10人に届く形を作れた人は、100人になっても同じことをするだけです。

メルマガ集客が終わったかどうかは、正直あまり重要ではありません。あなたが届ける相手を持っているかどうかのほうが、結果に効きます。

持っていないなら、今日から少しずつ持てばいいだけの話です。そこに古いも新しいもありません。

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