コンテンツ販売はやめとけと言われる理由を考える
コンテンツ販売と調べると、やめとけ、という言葉が並んで出てきます。ここから目をそらす必要はありません。うまくいかなかった人が一定数いる、という事実がそのまま出ているだけです。
大事なのは、その理由を分けて見ることです。当たっている部分と、当てはまらない部分があります。この記事で見ていくのは、言われている理由の中身です。
コンテンツ販売がやめとけと言われる理由は、4つに分かれます
言われ方はいろいろですが、中身をたどると次のあたりに集まります。1つ目は、中身より売り方の話ばかりになっている場合です。2つ目は、誰にでも売ろうとして、あとで揉めてしまう場合。3つ目は、作れば売れると思っていたのに、誰にも届かなかったという話です。4つ目は、自分の実感が薄いまま人に教えようとしている場合です。
並べてみると分かることがあります。どれも、コンテンツ販売という仕事そのものの問題ではありません。やり方の問題です。同じ言葉で語られていますが、避けられるものと、避けられないものが混ざっています。
だから、やめとけという言葉をそのまま受け取る必要はありません。かといって、気にしなくていいと言うつもりもありません。何が起きているのかを知ったうえで、自分がそこに当てはまるかどうかを見てください。
中身より売り方が先に来ている
いちばん多いのは、これだと僕は思います。どう見せるか、どう書けば申し込みが増えるか。そこから入ってしまう形です。売り方を学ぶこと自体は悪くありません。ただ、順番が逆になると危ういです。
受け取る側は、書き方の上手さでいったん動いても、中身が伴わなければ離れます。しかも、その経験は言葉になって外に出ていきます。やめとけと書かれる側に回るのは、たいていこの型です。
ここを避ける方法ははっきりしています。差し出す中身を先に決めることです。誰の、どんな困りごとを、どこまで運ぶのか。これが決まっていれば、売り方は運ぶ道の説明になります。決まっていないと、売り方だけが独り歩きします。順番として、中身が先で、伝え方はあとです。

誰にでも売ろうとすると、あとで苦しくなります
もう1つ、見落とされがちな理由があります。相手を選ばずに売ってしまうことです。売上だけを見れば、申し込みは多いほうがよく見えます。ところが、必要性を分かっていない人が入ってくると、あとの対応が一気に増えます。
話がかみ合わないまま進むので、こちらも相手も消耗します。合わなかったという言葉が外に出ていくのも、この形です。数を追ったつもりが、時間も評判も削っていた、ということが起こります。
だから、話を聞く場面は、相手を選ぶ場でもあると考えてください。この人に自分の差し出すものが本当に必要かどうか。ここを自分に問うだけで、あとの苦労はかなり減ります。断ることは、相手のためでもあります。合わない相手に売らない判断ができる人は、長く続きます。
作れば売れると思っていた
3つ目は、届ける道を作らなかった場合です。時間をかけて中身を作り、公開したのに、それきり反応がない状態です。この経験をした人が、やめとけと書きます。気持ちはよく分かります。手応えのなさは、そのまま自信の話になるからです。
ここで起きているのは、中身の良し悪しではありません。存在を知られていないだけです。知ってもらう、連絡先を持たせてもらう、話を聞いてもらう。この道が引かれていなければ、どれだけ良いものでも見つけてもらえません。
逆に言えば、ここは直せる場所です。中身を作り直す前に、届ける道を見てください。作った時間が長い人ほど、中身のせいだと思い込みます。実際は、その手前で止まっていることが多いです。順番を変えるだけで動き出す例は珍しくありません。
この型の人にもう1つ多いのは、出すのが1回で終わっていることです。1度出して反応がなければ、そこで終わりにしてしまいます。届ける作業は、1回では足りません。同じことを、言い方を変えて何度も出すことになります。何度も言うと嫌がられないかと気にする人が多いのですが、そもそも大半の人は1回目を見ていません。

それでも、この形が残っている理由
やめとけと言われながら、この売り方がなくならないのはなぜでしょうか。理由は単純です。個人が持てる形の中で、時間と収入の結びつきを切りやすいからです。作業を引き受ける仕事は、手を止めれば収入も止まります。自分の差し出すものを持つと、そこが変わります。
もう1つ挙げられるのは、誰かの困りごとに向き合った経験が、そのまま次の材料になることです。相手の言葉を聞いて、直して、また出します。この繰り返しがそのまま力になります。積み上がる形の仕事は、そう多くありません。
ただし、楽な道ではありません。反応がない時期を通り抜ける必要がありますし、断られることもあります。それでも進みたいかどうか。ここは、他人の意見ではなく自分で決める部分です。
もう1つの理由は、始めるのに大きなお金が要らないことです。仕入れも場所も持たずに済みます。失う額が小さいぶん、試して直す回数を増やせます。ここは個人にとって大きな利点だと思います。
やめとけを、自分の状況に当てはめて考える
他人が書いたやめとけは、その人の状況から出た言葉です。あなたの状況とは違います。だから、そのまま持ち帰らずに、分解して当てはめてみてください。
見るところは3つです。売り方から入っていないか。相手を選ばずに売ろうとしていないか。そして、届ける道を用意できているかどうかです。ここに引っかかりがなければ、やめとけの多くは当てはまりません。引っかかるなら、そこが今の直しどころです。
言葉の強さに引っぱられると、判断が止まります。止まっている間は、何も変わりません。理由を分けて、自分に当てはまる部分だけを拾います。この見方ができれば、周りの言葉に振り回されずに進めます。
それでも迷うなら、やめとけと書いている人が、何を経験した人なのかを見てください。やってみて合わなかった人の言葉と、やっていない人の言葉は、重さが違います。
あわせて読みたい
ひとりで考えても答えが出ないときは
AIをどう使えば自分の収入につながるのかは、今の状況によって変わります。何から手をつけるべきかを、あなたの状況に合わせて一緒に整理する無料の個別相談をやっています。オンライン(Zoom)で、1分で予約できます。

